実家にキセイしていた頃のこと

10年間も無収入で生きてきたわけで、当然その大半は実家に寄生していました。

突然仕事をやめて実家に戻ってきた私に、両親は「まあ、ゆっくりすればいい」と言ったきり、その後何年経っても不気味なほど何も言いませんでした。
のんきなのか、何か言うほうが却って良くないと考えていたのか

家にいる間、両親と会話することはめったにありませんでしたが、部屋にずっと引きこもっていたわけではなく、冷蔵庫に飲み物を取りに行ったり、夜中にキッチンを使って夜食を作ったり、夕食の時間に起きていたら一緒に食べていました(無言で)

外出も普通にしていて、コンビニに漫画を立ち読みに行くのはほぼ日課でしたし、近所の図書館や映画館に行ったり、夜中にジョギングしたりもしていたので、まあとりあえず暴力を奮ったりとか犯罪を犯したりとか自殺したりとかそういう心配は、無かった…かと、
いや、でも両親とはほとんど会話しなかったからな…
(話しかけられても「うん」とか「いや、いい」みたいなしょっぱい返事しかしないので自然と話しかけられることもなくなった。)

さっき、両親は何も言わなかったって書いたけど、何を考えているのかわからない息子の扱いに困りきって何も言えなかったのかなあ…

まあとりあえず私の方としてはそういう感じで両親の目はあまり気にならなかったのですが、親戚からの目線、特に近所からしょっちゅう遊びに来る兄といとこの子ども達はとてつもないプレッシャーでした。
しかも彼らは年月を追うごとにすくすくと育っていき、こないだまでは言葉も怪しかったのに、いつの間にか小学校に入学したりしていました。
俺が何の生産もせず穀を潰している間に、未来を担う子どもたちがこんなにも大きく…
彼らから「いつもいるこのおじさんは何なんだろう?」と思われているのではと考えると耐えられず、悪い影響を及ぼす前に逃げるようにして家を出ていくことを決めたのでした。

送ったマシュマロ

人生相談です。
30歳になる前に前の仕事をやめてから、「貯金もたくさんあるし、しばらくはのんびりしよう」と思ったまま、ひきこもってダラダラ生活しているうちに、すっかりだらけてしまいました。
最近は家に居ても暇つぶしには困らないため、アニメを見たり、図書館で借りてきた本を読んだり。ここ2年ほどはVtuberの配信を見るために生きているような生活です。
気づいたら今年で40歳になりました。
無職歴10年。
これといったスキルもなく、何より私に働く気力がありません。
貯金ももうそろそろ尽きてしまうのですがどうしたら良いでしょうか?

こちらが昨日送ったマシュマロの内容であり、私の半生です。
勢いで送ったは良いけど、改めて見るとしんどいな。
「どうしたら良いでしょうか?」って聞くんじゃなくて「それはともかく、アマプラで見れるおすすめの映画を教えて下さい」とかにしておいたほうが良かったかもしれないなとちょっと後悔しています。

ところで、実はこのマシュマロでは細かい部分を端折ったというか、少し盛ってるところがあります。
というのは、10年間ずっと引きこもっていたわけではなく、アルバイトをしていた時期もあります。
年賀状の仕分け、ネットカフェ店員、イオンのお惣菜売り場、それからオーストラリアの農場で下層労働者として人権のない生活をしていたこともあります。
ネカフェ店員が一番長くて1年以上やってましたが他はそもそも短期バイトとかなので、全部合計して大体2年くらいだと思います。
とするとこのブログのタイトルでもある『ニート歴10年』は嘘か?ということになってしまうのですが、ブログ開設に当たって冷静に計算してみたら、会社をやめたのは確か2008年の5月末日だったはず。
今が2020年の5月なのであれから12年近くも経っているんですね。気が遠くなってきた…
ということでバイト歴2年を差し引いても純粋なニートの期間はおよそ10年と言っても間違いではないでしょう。

ということで、このブログのタイトルは『ニート歴10年が語った人生』のままで行くことにしようと思います。めでたしめでたし。

ニート歴10年のVtuberオタがnoteをはじめてみた

はじめまして。
ニート歴10年のしがないVtuberオタクです。
今日、とあるVtuberさんの配信に人生相談のマシュマロを送ったところ「ブログを始めてみてはどうでしょう」と薦められたので、とりあえず勢いで始めてみました。

まだ自分の名前も決めてないですが、これまでの人生の話や、日々の生活についてなど書いていこうと思います。

最初の目標は一週間毎日更新です。よろしくおねがいします。